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COLUMN

コラム

すきっ歯は何で治す?

矯正・ラミネートベニア・ダイレクトボンディングの治療例

「前歯のすき間を治したい」といっても、治療法は一つではありません。
すきっ歯の原因や歯の形、歯並び、噛み合わせ、そして患者さんが何を優先したいかによって、選ぶべき方法は変わります。

当院では、すきっ歯に対して

  • 矯正治療
  • ラミネートベニア
  • ダイレクトボンディング

を選択支として提案させて頂いています。

今回は、実際に当院で治療を行った3つのケースをご紹介します。
「自分にはどの方法が合いそうか」を考える参考になればと思います。


1. 矯正治療(インビザライン)で改善したケース

矯正治療前後。歯の位置を整えることで自然に空隙を改善した。
  • 年齢・性別:20代男性
  • 主訴:歯の隙間を閉じたい

初診時の状態

正中および歯列に空隙が認められました。

この治療法を選んだ理由

この症例では、歯の形態自体は比較的整っており、複数の部位に空隙がみられました。
そのため、歯を削って形を変えるよりも、矯正治療で前歯の位置関係を整えた方が、審美的にも機能的にも自然な状態にしやすいと判断しました。

患者さんご自身も、できるだけ効率よく、自分の歯を削らずに治療したいという希望をお持ちでした。

治療期間・費用

  • 治療期間:約3か月
  • 費用:38万5000円

治療後の反応

短期間で気になっていた部分が希望通りに改善し、とても喜んでおられました。

注意点

すきっ歯を矯正で閉じる場合は、前歯だけでなく奥歯の噛み合わせが変わらないように治療設計することが大切です。
また、治療後は後戻りを防ぐためにリテーナーの装着が必要です。


2. ラミネートベニアで改善したケース

ラミネートベニア治療前後。歯の形態とバランスを整えて審美的に改善した。
  • 年齢・性別:10代男性
  • 主訴:前歯の隙間を改善したい

初診時の状態

上顎4前歯に空隙が認められ、左上2番は180°回転していました。

この治療法を選んだ理由

前医では、矯正治療を行ったあとに歯冠修復をする方針が提案されていました。
ただ、患者さんは矯正治療はしたくないという希望をお持ちでした。

そこで当院では、検査とシミュレーションを丁寧に行い、最小限の唇側面の削合は必要になるものの、ラミネートベニアのみでバランスの取れた審美改善が可能と判断しました。

治療期間・費用

  • 治療期間:約2か月
  • 費用:55万円

治療後の反応

「気持ちよく笑えるようになった」と喜んでいただきました。

注意点

ラミネートベニア治療では、治療開始前に歯の形態や仕上がりのイメージを患者さんとしっかり共有することがとても重要です。
このすり合わせが不十分だと、必要以上に歯を削ってしまうおそれがあります。

また、適切なデザイン、接着処理、噛み合わせの管理が重要です。
一般的には脱離のリスクが注意点として挙げられますが、当院の経験では、適切な設計・接着処理・咬合管理を行えば、基本的に外れやすい治療ではないと考えています。
術後は、過剰な力を避けるために夜間のナイトガードの装着をお願いしています。


3. ダイレクトボンディングで改善したケース

ダイレクトボンディング治療前後。短期間で前歯の隙間を改善した。
  • 年齢・性別:20代女性
  • 主訴:前歯の隙間が気になる

初診時の状態

上顎正中の空隙と中切歯の傾斜が認められました。
さらに、臼歯部には交叉咬合があり、顎関節症状も認められ、全顎的な矯正治療が必要な状態でした。

この治療法を選んだ理由

患者さんと相談した結果、将来的には矯正治療で根本的な改善を目指したいものの、今回はできるだけ短期間で見た目を整えたいという希望がありました。

そのため、歯を削らずに今の見た目のバランスを整えやすく、将来的に除去もしやすいダイレクトボンディングを選択しました。

治療期間・費用

  • 治療期間:1日
  • 費用:7万7000円

治療後の反応

長年のコンプレックスが解消され、喜んでおられました。

注意点

ダイレクトボンディングは、適切な接着処理と噛み合わせを考慮したデザインが重要です。
設計が不十分だと、脱離や破損が起こることがあります。
また、過剰な力がかからないように、夜間のナイトガードの装着が必要です。


すきっ歯の治療法は、患者さんごとに異なります

今回ご紹介したように、すきっ歯の治療には

  • 歯の位置を整える矯正治療
  • 歯の形を整えるダイレクトボンディング
  • 歯の形と審美性を大きく整えるラミネートベニア

といった選択肢があります。

同じ“すきっ歯”でも、

  • 歯の形が問題なのか
  • 歯の位置が問題なのか
  • 噛み合わせまで整える必要があるのか
  • できるだけ歯を削りたくないのか
  • 短期間で改善したいのか

によって、適した治療法は変わります。

当院では、単に隙間を閉じることだけを目的にするのではなく、歯の形・歯並び・噛み合わせ・将来の安定性まで含めて治療法を選ぶことを大切にしています。


まとめ

すきっ歯の治療には、矯正治療、ラミネートベニア、ダイレクトボンディングなど、いくつかの選択肢があります。大切なのは、どの方法が一番自然で、その方に合っているかを見極めることです。

また、すきっ歯の治療は、必ずしも1つの方法だけで完結するとは限りません。症例によっては、矯正治療で歯の位置を整えたうえでダイレクトボンディングやラミネートベニアで形態を整えるなど、それぞれの治療法を組み合わせた方が、より自然で安定した仕上がりになることもあります。

当院では、それぞれの治療法の実績があるからこそ、特定の方法に偏らず、患者さんに合った治療方法をご提案しています。すきっ歯が気になる方、自分にはどの治療法が合っているのか知りたい方は、お気軽にご相談ください。