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COLUMN

コラム
オフィスとホーム、結局どちらが白くなる?当院のホワイトニング費用と選び方

オフィスとホーム、結局どちらが白くなる?当院のホワイトニング費用と選び方

「結婚式や撮影までに、なるべく早く歯を白くしたい」

「時間はかかってもよいので、自宅で少しずつ白くしたい」

「オフィスとホームを組み合わせた方が、最終的にも白くなるのでしょうか」

ホワイトニングをご相談される患者さんから、よくいただく質問です。

最初に結論をお伝えすると、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングは、どちらも天然歯を明るくする効果が期待できます。一方がすべての方で必ず優れているわけではありません。

大きな違いは、白さを感じるまでの速さ、自宅で続ける手間、白さの調整や維持のしやすさ、知覚過敏の出方です。

当院では、希望する白さへ近づき、その後も維持していく中心をホームホワイトニングと考えています。オフィスホワイトニングは早い段階で変化を得るための方法、デュアルホワイトニングはオフィスで変化を感じてからホームへつなぐ方法として位置づけています。

3つの方法の違い

方法特徴向いている方
ホームホワイトニング専用マウスピースを使い、自宅で少しずつ白さを整える期限に余裕があり、継続して使用できる方
オフィスホワイトニング歯科医院で施術し、早い段階で変化を感じやすい予定までに早く変化を得たい方、自宅での継続が難しい方
デュアルホワイトニングオフィスとホームを組み合わせる早く変化を感じ、その後ホームで白さを整えたい方

適切な方法は、元の歯の色、希望する白さ、期限、生活習慣、知覚過敏の有無、前歯の詰め物や被せ物などによって変わります。

当院がホームホワイトニングを白さの到達と維持の中心にする理由

ホームホワイトニングは、患者さんの歯列に合わせた専用マウスピースへ薬剤を入れ、ご自宅で一定期間使用する方法です。

一度に大きく色を変えるのではなく、歯や歯肉の状態を確認しながら少しずつ希望する白さへ近づけます。終了後に色戻りが気になった場合も、歯とマウスピースの状態を再確認したうえで、追加の使用を検討できます。

オフィスとホームを比較した研究では、どちらも歯を白くする方法として有効であり、色見本による最終的な変化に明確な差がないとする報告があります。新しい研究のまとめでは、一部の測色値や知覚過敏の強さでホームが有利な可能性も示されていますが、研究方法や薬剤が異なるため、すべての方へ同じ結果を当てはめることはできません。

ホームホワイトニングは「薬剤を受け取れば、自宅で好きなだけ使える治療」ではありません。使用時間や使用期間は、最終的に採用する薬剤の正式な使用方法に従います。知覚過敏や歯肉症状がある場合は休止し、状態を確認してから再開を判断します。

オフィスホワイトニングは、早い段階で変化を得るための方法です

オフィスホワイトニングは、歯科医院で唇・頬・歯肉を保護し、歯面へ薬剤を塗布して光を照射する方法です。

当院のオフィスホワイトニング1回は、薬剤の塗布、光照射、薬剤除去を3回行う一連の処置です。現在のティオンを用いた手順では、1回の照射につき、対象となる歯を1歯あたり約1分ずつ照射します。薬剤や機器を変更した場合は、その製品の正式な手順に合わせます。

オフィスホワイトニングの主な価値は、次のような点にあります。

  • 施術当日から色の変化を確認しやすい
  • 結婚式、撮影、面接などの予定に合わせやすい
  • 自宅で毎日マウスピースを装着する負担がない
  • 施術中の知覚過敏や歯肉の状態を医院で確認できる
  • 最初の変化を、ホームホワイトニングを続けるきっかけにできる

ただし、照射回数を増やすほど必ず白くなるわけではありません。歯の色、知覚過敏、歯肉の状態、安全性を確認しながら、次の施術が必要かを判断します。

デュアルホワイトニングは、オフィスからホームへつなぐ方法です

デュアルホワイトニングは、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを組み合わせる方法です。

ホームだけを行った群と、最初にオフィスを1回行ってからホームを行った群を比較した研究では、併用した群は満足できる色へ平均3.7日早く到達しました。一方、最終的な色の変化はほぼ同じで、併用した群では知覚過敏が増えました。

したがって、デュアルは「2種類行うため、必ず最も白くなる上位治療」という位置づけではありません。早く変化を感じ、その後はホームで希望する白さへ近づけたい方に適した方法です。

当院では、オフィス1回とホームを組み合わせた「デュアル・ベーシック」を標準プランとしてご用意しています。より早い段階での変化と十分なホーム使用期間の両方を希望される方には、オフィス2回とホーム用薬剤8本を含む「デュアル・プラス」をご用意しています。

当院のホワイトニング費用

以下はすべて税込価格です。

主な3つのプラン

プラン含まれる内容料金
ホームプラン上下顎専用マウスピース、ケース、ホーム用薬剤4本33,000円
デュアル・ベーシックオフィス1回(3回照射)、上下顎専用マウスピース、ホーム用薬剤4本60,500円
デュアル・プラスオフィス2回(合計6回照射)、上下顎専用マウスピース、ホーム用薬剤8本99,000円

当院の標準はデュアル・ベーシックです。期限に余裕があり、ご自宅で継続できる方にはホームプランも適しています。より多くの薬剤や照射が含まれるプランでも、希望する白さへの到達を保証するものではありません。

オフィスホワイトニングの選択肢

内容施術内容料金
オフィスホワイトニング1回3回照射33,000円
オフィス2回セット2回来院・合計6回照射60,000円
オフィス3回セット3回来院・合計9回照射82,500円

途中で希望する色へ到達した場合や、知覚過敏・歯肉症状が生じた場合は、予定回数だけを優先して施術を続けることはありません。

各セットの有効期限は、申込日から6か月です。体調、知覚過敏、歯肉症状などにより予定どおり進められない場合は、早めにご相談ください。

料金には何が含まれますか

当院では、単に薬剤やマウスピースをお渡しするだけでなく、ホワイトニングが適しているかを確認し、治療前後の変化を記録する工程も大切にしています。

すべてのプランに含まれる工程

  • ホワイトニングの適応確認
  • 虫歯、歯周病、知覚過敏、クラック、既存修復物の確認
  • 口腔内写真、治療前の色調記録、目標色の確認
  • 詰め物、被せ物、人工歯は白くならないことの説明
  • 効果の個人差、知覚過敏、歯肉症状、色戻りの説明
  • 施術または薬剤使用上の注意事項の説明
  • 通常の経過確認
  • 治療終了時の写真撮影と色調評価

ホームプランに含まれる工程

  • 口腔内スキャンまたは印象採得
  • 上下顎専用マウスピースとケース
  • ホーム用薬剤4本
  • マウスピースの適合確認と調整
  • 薬剤の使用量、装着時間、使用期間の説明
  • 知覚過敏が生じた場合の対応説明
  • 使用開始後の通常の経過確認1回
  • 終了時の色調評価

オフィスホワイトニング1回に含まれる工程

  • 対象となる歯の表面清掃
  • 唇、頬粘膜、歯肉の保護
  • 薬剤塗布、光照射、薬剤除去を3回
  • 施術中の知覚過敏と歯肉の状態確認
  • 薬剤除去と仕上げ清掃
  • 施術後の写真撮影と色調評価
  • 食事、喫煙、着色、知覚過敏への注意事項説明

虫歯治療、歯周病治療、既存の詰め物・被せ物の交換、通常範囲を超える歯面清掃などが必要な場合は、別の治療として費用をご説明します。

詰め物や被せ物はホワイトニングで白くなりません

ホワイトニングで明るくできるのは、原則として天然歯です。次の人工材料は白くなりません。

  • レジンなどの詰め物
  • セラミッククラウンやラミネートベニア
  • インプラントの上部構造
  • 入れ歯の人工歯

前歯に修復物がある場合、天然歯だけが白くなることで色の差が目立つことがあります。そのため、前歯のセラミック治療を予定している方には、先にホワイトニングを行い、色が落ち着いてから修復物の色を合わせることをご提案する場合があります。

ホワイトニング前に歯の状態を確認する理由

虫歯、クラック、強い知覚過敏、歯肉の炎症などがある状態で薬剤を使用すると、症状が強くなることがあります。また、歯石や着色が多いと、歯そのものの色を正確に評価できません。

診査の結果によっては、ホワイトニングより先に虫歯・歯周病の治療や歯面清掃をご提案します。安全に薬剤を使用できないと判断した場合は、ホワイトニングを行わないこともあります。

知覚過敏が出た場合は、予定どおり進めることを優先しません

ホワイトニング中には、歯がしみる、瞬間的に痛むといった知覚過敏が生じることがあります。オフィスとホームのどちらでも起こり得ます。

症状が出た場合は、使用を一時中止する、使用方法を調整する、次の施術を延期するなど、その方の状態に合わせて対応します。強い症状が残っている状態で、予定した回数だけを優先して続けることはありません。

白さは永久に固定されるものではありません

ホワイトニング後の歯は、飲食物、喫煙、加齢、口腔内環境などによって少しずつ色が戻ります。色戻りは治療の失敗ではなく、天然歯に起こる変化です。

白さを維持するには、定期的な歯面清掃と生活習慣の見直しに加え、必要な時期に歯や歯肉の状態を確認して行う追加のホワイトニングが役立つことがあります。

ホーム用薬剤の追加販売価格は現在最終確認中です。採用製品、追加本数、使用時期を確認したうえでご案内します。自己判断で長期間連続して使用することはおすすめしません。

神経を失って変色した1本の歯は、治療方法が異なります

根管治療後に歯の内部から黒く見える1本の歯には、通常のオフィス・ホームホワイトニングではなく、歯の内側から行うウォーキングブリーチを検討することがあります。

当院では、薬剤を入れる前の内部確認、歯質の保存、漏れを防ぐ封鎖を重視しています。適応、工程、費用は「ウォーキングブリーチの費用と治療工程」で詳しくご説明します。

どのプランを選ぶかは、生活と治療予定に合わせて考えます

大切なのは、最も高いプランや回数の多いプランを選ぶことではありません。

  • いつまでに変化を得たいか
  • 自宅で継続できるか
  • どの程度の白さを希望するか
  • 知覚過敏が出たときに休止できるか
  • 前歯に白くならない修復物があるか
  • ホワイトニング後にセラミック治療を予定しているか

これらを確認し、必要な方法と順序を一緒に考えます。

当院では、ホワイトニングを単に照射回数や薬剤の本数だけで考えません。治療前の歯と歯肉の状態、希望する白さ、予定、知覚過敏のリスク、その後の修復治療まで確認し、過不足のない計画をご提案します。

リスク・副作用と治療上の注意

  • ホワイトニングは自由診療です。
  • 歯の色の変化、到達できる白さ、必要な期間には個人差があります。
  • 希望する白さへの到達や効果の持続を保証するものではありません。
  • 知覚過敏、歯肉の刺激や痛みなどが生じることがあります。
  • 虫歯、クラック、知覚過敏、歯肉炎・歯周炎などがある場合は、先に治療が必要になることがあります。
  • 妊娠中・授乳中、小児、無カタラーゼ症など、採用製品の禁忌に該当する方には行えません。
  • セラミック、レジン、人工歯などの人工材料は白くなりません。
  • 変色の種類によっては十分な効果が得られない場合があります。
  • 治療後には色戻りが生じます。

参考文献

  1. At-home vs in-office bleaching: updated systematic review and meta-analysis. PMID: 40485133

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/40485133/

  1. Preliminary in-office bleaching followed by at-home bleaching: randomized clinical trial. PMID: 30849011

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  1. At-home versus in-office bleaching: systematic review and meta-analysis. PMID: 27045285

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/27045285/